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「ほら、バンザイしようか」と、柚希の腕を持ち上げバンザイの恰好にさせられる。そのままするっと服を脱がされてしまい、あっという間に全裸になった。 「えっ?」と戸惑いの声を上げていると、フェアじゃないからと佐々木も服を脱いだ。なんとなく感じてはいたが、ほどよく筋肉がついて綺麗な体だった。 「そんなに見つめるなって」 「だって、佐々木さん年のわりには、いい体してるから……」 「年のわりに……は、余計だ」  ベッドにそのまま押し倒された。ギシッと軋む音に、鼓動が早まる。そのまま、足を抱えるように言われ、佐々木にすべてさらけ出すことになってしまった。  男同士は、大変だとは知っていたが、こんな格好を強いられるなんて初めての柚希には顔から火が出るほど恥ずかしかった。少し内股になりせめて股間を隠そうとするも、佐々木が柚希の膝を掴み足を拡げてしまう。 「こんな格好にならなきゃいけないんですか」 「ここを使うの、初めてだろ。それにこの方がラクらしいぞ」  近くにあったボディークリームを手に取った佐々木は、指先にクリームを塗る。そして、固く窄まった蕾に手を掛けた。クリームを馴染ませるように襞に塗りつけて解していく。 「やっ。んッ、ちょ、待って……」  変な感覚だった。もともと排泄に使う器官を性器として使うなんて自然の摂理から反している。そう思うのに、ゆるゆると解されていくうちに、ムズムズとした感覚が沸き上がってくる。そして、ぬーっと指を奥まで入れられた。
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