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表の仕事と裏の仕事
「花音、イオンの新レジシステム、納期に間に合う?」
PG(プログラマー)にプログラミング出した物が返ってきて、細かい訂正を入れてるわたしに詰め寄る瀬川 結弦(せがわ ゆづる)PM(プロジェクトマネージャー)に詰め寄られ、子猫のようにビグビグしてるわたし。
わたし、納期に間に合うようにPGに出したのに納期ギリギリに提出され、しかも不完全なプログラミングで今、訂正してる。
「……明日には完璧な状態で瀬川PMに提出します」
自信ないけど、壁に椅子を押しやられ逃げられないように囲まれ壁ドンされてるわたしは、とにかく解放されたくて言う。
「納期、今日だよ?今日の夕方迄にやれ」
瀬川PMはそう言うとわたしを解放し、去って行った。
PGから返ってきたかなり不完全なレジプログラムを今日中に訂正するなんてこと無理と涙目になりながら、わたしは作業を続ける事にした。
今日は深夜近くまで残業決定でげんなりする。
夕方に提出は無理だけど今日中に、瀬川PMにこのレジプログラムのデータを提出すると心に決めた。
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