No.2 heartbreak

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************************************ 水木が相手だと知って、諦めようと思った。 だけど、そんな簡単に気持ちを消せるものでもなかった。 毎日出社すれば、彼女は笑顔で接してくれた。 水木とのことがわかってから、余計に話すことが増えた。 彼女を交えて食事をすることもあった。 接点が増えれば増えるだけ、忘れるなんて出来なくて、気持ちは募っていく。 いっそのこと結婚でもしてくれれば諦めもつくのに…。 そんな風に思うこともあった。 そんな日々が過ぎていき、海外での研究に参加しないかとの打診があった。 飛び付いた。 もっと色んなことをしたかった。 学びたかった。 それに、あの二人から離れたかった。 ************************************
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