「勉強会」

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「では次は詠唱について勉強しよう。  アラン君、セインさんからヒールライトとウォールの詠唱を教えて貰ったって聞いたけど覚えているかい?」  ユーライアさんは俺が魔術を教えて貰ったことをしっかりとセインから聞いていたらしい。 「はい! 覚えています!」  俺は詠唱をしてヒールライトとウォールを実際に唱えて出してみた。 「ではネムとロゼッタ様にも使えるようになって頂きましょう」 「はい!」 「が、頑張りますっ!」  二人共最初は噛んだりして上手く唱えることが出来なかったが、何回かやっているうちに使えるようになった。  やはり詠唱さえ唱えれば誰でも使えるようだ。 「二人共よく出来ましたね。  では次は応用の利く風魔術を覚えていきましょうか」  風魔術について説明してもらった。  風魔術は竜巻を作ったり真空刃を作ったりと色々できる上に他の属性とも相性が良いらしい。 「ではウィンドスラストの詠唱を教えていくよ」 「風の精霊よ、我の元に蝶のように舞い踊れ」  これがウィンドスラストの詠唱らしい。  ユーライアさんは分かりやすく魔術の事について色々と教えてくれた。  魔術を教えてもらうことで火、水、風、雷、土の初級はほとんど使う事が出来るようになったが闇は難しかった。  闇を纏うなど想像が出来なかったのが原因だ。  ネム君とロゼッタちゃんも五属性の初級魔術を使えるようになったらしい。  さすがはユーライアさんだ、教えるのがうますぎる。
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