半端な時間

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ふと目覚めると、時計の針は3時をさしていた。 テーブルの上に放置されたテレビゲームのコントローラーと、氷が溶けて色の薄くなった飲みかけのウイスキー。 虚ろな視線を天井に戻す。 「3時か・・・」 暇をもてあましながら無駄に過ごした休日前夜の夜更かし。 睡魔に負けて布団に潜り込んだのは午前3時だった。 昼前に一度目覚めたが、二度寝を決め込み、二度目の目覚めは午後3時。 「中途半端だな・・・」 せっかくの休日だが、スタートが午後3時。 さて、何をしようか?
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