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あの優しい微笑みも、ルビーの様な赤い瞳も炎の髪も
翼をもぐように、消滅した。
そして。
――人間達は魔法使い狩りを始めた。
全ての獣人族から女神との契約を断ち、魔法を無くそうとした。
幼い少年少女は再教育出来るとの考えで、教育塔に監禁。
特に強い魔力を帯びる者は将来、強力な魔導士になると言って
片っ端から捕え、大人達も契約破棄と引き換えに、街に住む事を許された。
反対する魔法使いは強行派となり、南部に逃れた。
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