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プロローグ
アイツとは、ただの腐れ縁のはずだった。
家が近くて仲の良い幼馴染。
それ以上でも、それ以下でも無かった。
……いや…わざとオレは、それ以上になろうとしていなかった。
幼馴染兼親友。
それが、オレ達の肩書きだったはずなのに。
…だけどアイツは、いとも簡単にオレの覚悟を粉々に砕き、逃げ道をなくしてしまったのだ。
あのバカのせいでこっちは頭が痛いよ。
まぁでも………。
『オレは、そんなバカなアイツが好きなんだよなぁ!////』
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