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 溝口宅 「なおくん~早く起きなさい」と母さんの声が聞こえたので眠いがリビングに行き席に座る。 「おはようなおくん。わたしの愛情たっぷりのご飯をどうぞ~♥。 そう言えばなおくん、また真奈ちゃんがうちに来たけど、追い払っといたから安心してね。だけどあの娘毎回なおくんの彼女面らして面倒わね。なおくんにはわたしがいればいいからね」ハイライトオフ   ドン、と言う音がしてそちらを見ると幼なじみの真奈が立っていて、それを見た母さんが小声で「またきあがって牝豚が」といった。 だがそれを無視してご飯を食べようとしたら、 「直樹~♥」ギュ  と真奈が急に抱きついてきた。それを見た母さんは、 「ねーなにうちの息子にのかなー、さっさと帰ってくれないかなーめすーー真奈ちゃん」ハイライトオフ 「やですよ、私と直樹は一心同体 一蓮托生何ですからお母様にはあまり関係がないと思いますが」ハイライトオフ  「へーそんな態度を取るだ、なら容赦しないよ」そう言って母さんは、包丁を取り出す。 「前々から邪魔なんですよね、母親の癖に息子に恋をするなんてヤバい人ですよね」と言っていたが、人の家に扉を破壊して入ってくる時点でおまいうだと思うが。 そんな心の声はさておきここで刃傷沙汰になると困るので一応止めに入った。 「二人ともそんな物騒な物はしまって仲良くしてくれないと両方とも嫌いになるよ」  この言葉を聞いて二人はこの世の終わりみたいな顔になり、 「なおくんに嫌われたら生きてる意味がなくなちゃうよ」ポロ  「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」  とこんな感じになってしまうので最後にはちゃんとフォローも入れる。 「反省してるなら嫌いにならないから大丈夫だよ。だから二人とも落ち着いてね」 こんな感じにいつもの俺の毎日が始まる。
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