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ハッ――
「…姫様!それにするのですか!?ありがとうございます!」
ルルカさんの満面の笑みがこちらに向けられる。
うっ、これは…変えることなんて…できっこない…
「さぁさぁ!時間がないですよ!姫様!早く着替えちゃってくださいね!」
ルルカさんはそう言って部屋を出た。
うわぁ~、私にこれ、似合うかな…
戸惑いながらもドレスを着た。
やっぱりなんか…そうでもないのかな…?
私はそう思って部屋の外に出ると、ルルカさんが待っていた。
「姫様!美しい~!美しすぎますよ!これは皆様に見せれば必ず拍手を頂けますよ!似合ってますね!姫様♪姫様♪ふ~ふふ~ん♪」
ルルカさんはテンションが上がりすぎて、拍手を沢山した。しかも、機嫌が良くなって鼻歌まで歌い始めた。
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