Lily

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 君って、百合の花みたいだ。  僕がそう言うと、彼女は苦笑いを浮かべて答えた。  自分はそんなに無垢じゃない、と。  そして、こうも言った。 「私がもしも、殺人鬼になったのなら。  その時は、私を殺してくれる?」
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