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第1章
ー王都市イージスー
「大佐、届きました」
「今行く」
ガタンガタン
大きな鉄の扉が開くと、そこには人影があった
本気ですか……?と心配する部下に私はハハっと鼻で笑う
「鎖を外せ」
「許されません!」
「責任は私がすべて背負おう」
溜息をついていたが、部下は渋々鎖をゆっくり外した
中ら危険なものが入ってるわけでもないし、別に危なくもない
ただ人間が届いたというだけだろう
チャリンッ――
「下がっていいぞ、すまないな、無理を言って」
「いえ………。どうか危険な事はしませんように。」
「あぁ、誓うよ」
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