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城の長い道を歩いていると、反対側からテンションの高い女性が走ってきた
そして私に飛びつく。名前はエルザ
彼女は私の友人でもあり、中佐という地位を継いでいる
見た目一見チャラくブリブリしているが、れっきとした成人女性
「スンスン」
「どうした?」
「ニアから別の匂いがするんだけど?!」
鋭いな。
エルザは天使の血が流れている、私と同じ。
けど一般の天使で、王家とはまったく関係がない
「てか、お前………ニア離れて、そいつは悪魔だよ!」
「待て待て。平気だ、クロは私達を食べたりしない」
「そんな悪魔聞いたことない。悪魔は代々私達を食い物にしてきたんだ」
警戒するのも分かるが、少し話を聞いてほしいと言った
ていうか仕事は終わったのか?エルザ。
そっちの方が心配だぞ。
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