第1章

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城の長い道を歩いていると、反対側からテンションの高い女性が走ってきた そして私に飛びつく。名前はエルザ 彼女は私の友人でもあり、中佐という地位を継いでいる 見た目一見チャラくブリブリしているが、れっきとした成人女性 「スンスン」 「どうした?」 「ニアから別の匂いがするんだけど?!」 鋭いな。 エルザは天使の血が流れている、私と同じ。 けど一般の天使で、王家とはまったく関係がない 「てか、お前………ニア離れて、そいつは悪魔だよ!」 「待て待て。平気だ、クロは私達を食べたりしない」 「そんな悪魔聞いたことない。悪魔は代々私達を食い物にしてきたんだ」 警戒するのも分かるが、少し話を聞いてほしいと言った ていうか仕事は終わったのか?エルザ。 そっちの方が心配だぞ。
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