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ヴァルに話すことになった、もちろん知られたらまずいことは言っていない
言ったらいけない事とダメな事の差別ぐらいできる
「それで、助けに行くの?」
「そうよ。」
「放っておけばいいのに、そんな奴」
何、バカな事。
そんなことできるわけないでしょ!
あんた私らの命バカにしてる?そうでしょ、同じ種族じゃないから
他はどうでもいい。暇潰しに聞いてやったみたいな?
「ま、止めても助けに行くんだろ?」
「当たり前。」
「よっし乗ったぁ、俺も行く!」
「は!?」
さっき出会ったばかりで連れてけるわけないでしょ、バカなのあんた
ホント頭沸いてる。病院で見てもらった方がいいわよ?
「エルザ、弱そうだし」
「弱くない!」
「護衛してやるよ」
「なんで、そんな親切にしてくるのよ。ホント意味わかんない」
「そうと決まったらさっさと行こう、早く行かなきゃ、なんだろ?」
そうだけどぉ。
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