第5章

5/14
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/93ページ
ヴァルに話すことになった、もちろん知られたらまずいことは言っていない 言ったらいけない事とダメな事の差別ぐらいできる 「それで、助けに行くの?」 「そうよ。」 「放っておけばいいのに、そんな奴」 何、バカな事。 そんなことできるわけないでしょ! あんた私らの命バカにしてる?そうでしょ、同じ種族じゃないから 他はどうでもいい。暇潰しに聞いてやったみたいな? 「ま、止めても助けに行くんだろ?」 「当たり前。」 「よっし乗ったぁ、俺も行く!」 「は!?」 さっき出会ったばかりで連れてけるわけないでしょ、バカなのあんた ホント頭沸いてる。病院で見てもらった方がいいわよ? 「エルザ、弱そうだし」 「弱くない!」 「護衛してやるよ」 「なんで、そんな親切にしてくるのよ。ホント意味わかんない」 「そうと決まったらさっさと行こう、早く行かなきゃ、なんだろ?」 そうだけどぉ。
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!