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終点 とてつもないドイツ
ここはどこだ? 私を呼ぶ声がする。
君は誰だ? 表情が見えない。そんなに帽子を目深に被ったら、何も見えない。
どんな言葉を想っている? 顔を見せてくれ。話を聞かせてくれ。
君は私を知っているのか? 私は君を知っているのだろうか?
まるで夜闇みたいだ。長くこのままでいると、どうかなってしまう。
しかし、もう一度、私は君を受け入れようと思っている。
そうしない限り、物語は永遠に終わってしまう。
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