利用されてるのはわかってる
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うちに来て泊まっても、次の日、わたしが目覚める前に居なくなってる彼。 彼に愛され眠っても、目覚めたら、彼はいない……。 目覚めた時、わたしは哀愁に浸る。 あの一夜は夢だったのではと思い、でも、彼が眠っていた所に微かに彼の匂いが残っていて、身体も彼との逢瀬を覚えてる。 ただ、1人目覚める朝は、虚しくて悲しい……。 なら、この関係を辞めたらいいのに、それができないわたしがいた。
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