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どうする、わたし……
早朝3時にやってきて、わたしを抱いて、目覚めたらいない最愛の人。
この関係も、気づいたら3年経っていた……。
そして、気をつけていても、そういう行為を週に2回もしてたら起きてしまう。
生理が3ヶ月遅れたからと、産婦人科に行ったら、バッチリ彼の子を、わたしは妊娠していた。
本当ならどうしようっと、慌てる悔やむところかもしれないけれど、わたしは嬉しかった。
最愛の人の子を宿す事ができた。
最愛の人はわたしの夫にはならない。
でも、最愛の人との間にできたこの命は、わたしにとってたった1つのかけがえのない子になる。
わたしは、この子を産み、2人で生きていく事に決めた。
だから、彼との関係を断ち、会社も辞め、高級マンションを売却し、子育てがしやすいと言われてる地に移住する事にした。
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