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カミカミ男爵は、飛行機に乗り、日本から10時間かけてアメリカへと旅立った。
最初はシアトルで降りた。
そこで、アメリカンコーヒーを飲んで吐きそうになった。
「まずい……」
カミカミ男爵は、思わず顔を顰めた。
濃いめの珈琲が好きなので、こんな透明な麦茶のような、しかも苦いだけの珈琲は、欲求不満になる。
パンも甘くて意味不明なのだが、昔アメリカに留学していた頃も、確か同じ感想を抱いていたのを思い出す。
とにかく、良かった点は、金髪の女を思う存分抱けたことだが、今回はどうだろうか?
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