リービング・ラスベガスIN U.S.A.【カミカミ男爵シリーズ11作目】
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カミカミ男爵は、自慢の白髪混じりのオールバックを触り、自分の毛並みの良さにうっとりしていた。 それは、まるで、たてがみの綺麗なライオンのようで、風格がある。 スーツも似合うし、太い声も大好きだと彩夏は思っていた。 ずっと側にいたい。 離れたくない。 乳房をきつく噛まれてもいい。 食いちぎられたって、かまやしない。 ずっとカミカミ男爵の玩具女でもいいのだ。 とにかく、どこにも行かないで欲しい。
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