リービング・ラスベガスIN U.S.A.【カミカミ男爵シリーズ11作目】

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「俺、ちょっと旅に出るよ」 「え?」 彩夏は泣きそうな顔になった。 「また気が向いたら、あんたに連絡するかもしれへんけどな。いったんサヨナラしよう」 「え?」 「たまには他の女を抱いてみたいやろ?俺はエロスの神様や。所詮あんたが独占しきれる相手ではないのさ。わかっとるやろ?俺には嫁さんもおるしな」 「突然、何を言うの?意味わからんわ」 彩夏はベソをかいている。
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