優雅な朝

1/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ

優雅な朝

 サラダ、目玉焼き、コーヒーが次々とテーブル並べられていく。  チーン。  トースターがパンの焼き上がりを告げる。  妻は冷蔵庫からバターを取り出して、満遍なくトーストに塗る。  俺は新聞を片手にコーヒーを飲みながら、出勤までの僅かなひとときを満喫していた。  「はい、どうぞ」  「ああ、ありがとう」  妻からバターがたっぷり塗られたトーストを受け取り、俺の朝食が始まる。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!