優雅な朝

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
 あぁ、いい朝だ。  いつもより早めに目が覚めたおかげで気持ちにゆとりが生まれている。  天気は快晴。明日は土曜日。これほど気が楽な朝はない。  俺はトーストを手にとり、口の手前まで持っていく。  その時だった。  「お父さん、おはよう!!」  「うぉぅ!!」    突然、後ろからタックルされたせいで、手に持ったトーストを落としてしまった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!