魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている1~形のない処方箋~

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 長ったらしい礼拝の時間の終了と同時に、ルドーニはヴァフィラの元へと向かった。  汗は拭いているのか、食事はちゃんと摂っているのか、シーツは替えているのか、などなど様々な心配事が頭の中を駆け巡る。  いろいろと世話を焼いては煙たがられることが常だったが、それでも気にせずにはいられない。  たいしたことありませんように、との願いを込めてヴァフィラの私宅の扉を開けた。
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