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「だから言ったろ」
「こっ、こんなものを口にするお前の方がおかしい!」
しかしながら、熱さのために顔を真っ赤にして涙目になっているヴァフィラは可愛い。
まぁまぁ、となだめて食事を再開するよう促した。
「……」
「ん? どうした?」
「舌をやけどしてしまった」
せっかくの美味しいラザニアなのに、これでは楽しめない。
しゅん、としているヴァフィラに、ルドーニは不謹慎ながら嬉しくなった。
正直、ここまで自分の料理を評価してくれてるとは思ってなかったから。
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