好子との対面

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 私同様、小柄だが、例えて、言えば、日本人形のように、精緻で、美しい…  色が白く、キメの細かい肌に、美しい日本女性の顔がある…  そんな感じだった。  「…わかった…入って…」  好子が言う。  好子の言葉に促されるまま、米倉が、好子の部屋に入ろうとした。  「…お兄さんは、待って…」  思いがけない好子の言葉に、米倉が、当惑する。  「…入るのは、高見さんだけにして…」  好子の言葉に、米倉は驚いて、私を見た。
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