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「それより美奈子姉、時間は大丈夫なの? 用事あるんじゃ……」
「家族や親戚より大事な用事なんてないよ」
何故か俺の方を見ながら言うソイツ。
ウィンクしたように見えたのは気のせいか?
……俺もいつか、コイツに気を許せる日がくるのかな。
「……遊びに来たければ来いよ。別に……嫌いじゃないから」
嘘は吐いてない。
けど、好きでもない。
しかし、そう言うところは察せないのか急に目をキラキラさせてきやがった。
「ホント~!? 理雄やっさしぃ~♪」
だから、抱き付くな。
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