物じゃない
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「もう何も言うな。家に帰ろう」 私は、コクリと頷いた。 正夢に、なっちゃった。 私がまさか、“お兄ちゃん”と呼ぶ日がくるなんて。 「……ありがとね、お兄ちゃん」 「んー……なんかその、“お兄ちゃん”って慣れないな。もう、今まで通りで良いよ」 口をすぼめる私に、理雄はそう言ってくれる。 「それもそうだね」 でもなんで、分かったんだろう。 私、どこに行くとか言ってないよね。
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