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「理雄、これ……みなっちが理雄にって買ってくれたチョコケーキだよ。そしてね、理雄のクラスの劇に私も出たんだ。大活躍だったよ……ビデオ撮ってもらったから、早く見せてあげたいな」
私は、ベッドの端に置かれてる机にチョコケーキを二つ置きながら文化祭であったことを話した。
理雄を絶対、二度と不幸になんかさせない。
心の底から幸せだって笑えるように、こっちが努力しなきゃいけない。
そのためにはどうしたら良いのか。
ちゃんと考えなきゃいけない。
その一つの方法として、自分が自分らしく笑える事が大事なんだ。
それをみなっちが教えてくれた。
きっと、出来るよね。
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