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翌日、学校……
ガラッ
「いやぁぁっ! 許してぇ!」
教室に入ると、いつものように数人の生徒がはるみんを虐めてる。
どうやら今日は、はるみんのその長い髪の毛を切ろうとしてるみたいだ。
一人が羽交い締めにして、逃げられないように足も押さえる。
はるみんは体をガタガタと震わせながら、涙目で「止めて止めて」と近付いてくるハサミに訴えかけた。
ゴメンね、私のせいで。
今、助けてあげるからね。
「もう逃がさないわよ!」
シャキンッ
「や、止めっ」
「止めて!!」
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