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和歌子の狂言が次の週、
分かりました
あの日、明美は２時間も遅れていません。
店長との面談で、
正確には３０分遅れです 篤史から電話があったら、
３０分遅れることを連絡してと、
和歌子に依頼していたそうです。
和歌子は明美へ
「篤史さんが、少しドライブ行こうぜと
私を強引に誘ってきて、
本当はイヤだったけど一緒に
行ったら成田山の駐車場で、
私のこと好きって言われて
無理矢理やられちゃった。
明美ごめんね。あいつマジ最低！
本当はレイプで訴えたかったけど
明美のために我慢する。
友情の方が大切だものね」
その話しを信じた明美は
私に猛烈な怒りと絶望感を 投げかけてきました。
内容の食い違いにも明美の怒りは
収まりませんでした。
その怒りに、私は生まれて初めて
「死」 の恐怖”殺されるかも” と感じました。
ただし、どんな言い訳をしても、
和歌子とやってしまった事実は 消せません。
結局明美と別れることになりましたが、
あえて”成田山”を選んだ和歌子の 目的は
何だったのか？ 恨み？妬み？ 薄笑いを浮かべる和歌子の
顔が浮かびました。
カラダだけの付き合いと
オンナのウソの 恐怖を学ぶことができました。
でも一番悪いのは、 私自身ですけどね。
その後、明美と和歌子はケンカ別れ、
明美は瀬戸市の方へ嫁いだそうです
＜次回予告＞ オトコとオンナって何？
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