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初夏、周りを気にせず会話したかったので、
喫茶店へ誘いました。
童顔なのにグラマラスなボディーと、
脚がとても綺麗な子です、
たわいのない話しの中、
時折見せる笑顔にノックダウンです。
思わず「好きだよ」 と言ってしまいました
美由紀は「え?この曲?」
とわざとなのか、
はぐらかしたのかわかりませんが
喫茶店に流れていた BGMの事を指しました。
「違うよ、 美由紀ちゃんのことが好き」
真っ赤な顔になった美由紀は、
下を向いたままです。
その後、美由紀は突然無口になってしまいました
『・・・困らせてしまったかな・・・
そうだよな、オレ結婚してるし・・』
気まずかったので、早めに寮に送りました。
私が 「今日は、ヘンな事言って、困らせてしまったね
ごめんね」と言いました。
美由紀 「・・・ちがう・・・ 嬉しかったけど、どうしてイイか分からない」
「ごめん、今日の事は忘れて、
オレの勝手な想いを言っただけだから」
「・・・・・・・」 美由紀は何も言いませんでした。
答えをもらわないまま、 3回くらいデートを重ね週末の夕方、
河原でイチャイチャしているとき
「帰したくない」
「帰りたくない」
と安っぽいラブストーリーのような 状況になりました。
公衆電話から、 家に「会社のトラブルで徹夜になる。
朝には帰る」 と電話しました。
美由紀も寮に 「急ですが、実家に帰ります」 と外泊許可を取り付けました。
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