和歌子

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和歌子

ある日、 明美の勤めているスナックの同僚と 飲む機会ありました。 その同僚の和歌子(当時18歳)が 「明美って、同伴(勤務前に会う)や アフター(勤務後に会う) 全くしないけど今日わかった! 明美、篤史さんのこと好きなんだね』 ドキ!としました。 でもそれは明美への信頼や愛ではなく、 マズイ・明美は本気? という危機感でした。 どうも、明美はスナックで人気が高く、 指名No1らしい話しも聞きました。 次の週、 明美のアパートに電話したら、 同僚の和歌子が出ました 「今日は明美遅くなるから、  2時間私が代役です。」 私は「2時間も待てないから、  次にするよ」と言ったら 「ダメ、絶対待たしておくように  命令されているから」と言われました。 『仕方ないな、ラーメンでも食べに行くか』 と思いいつもの場所へ迎えに行きました。
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