第2章 運命の彼女アイ

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無人島に1つだけ持っていくとしたら? 誰もが一度は妄想するだろう。 確かに1つだけだと、最悪アイテム以外は真っ裸だ。 服や靴があるだけましか。 無人島と言えばサバイバル。 ……定番のナイフ以外に、物騒なモノを選んだ奴もいるんじゃ? たとえb BAAM! 僕の思考を遮るように、一発の銃声が(とどろ)いた。 たとえ『ば』のBAが銃声に切替わったかのように。 終了。 そりゃぁ、武器とか選ぶよね。 傘を握りしめた彼女と目が合う。 できれば別のタイミングで出逢いたかった。 どうやら僕は、出逢っただけで豪運を使い果たしたらしい。 ef26349c-f7fc-476c-9c47-789b6f947e4e
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