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子供の保護
子供の虐待の連絡を受け、家庭訪問をすることになった。
私は、20代の海野君、保健師の遠藤さん、警察官の近藤さん4人で訪問した。
興奮した父親が子供を隠そうとして、私たちと揉み合いになり、
私に顔面パンチした、私はお腹をかばい床に倒れた、
子供を保護して父親は警察官につれていかれた。
海野君は
「すみませんでした、
僕怖くて足がすくんでしまいました。本当すみません。」
「海野君のせいじゃないよ、あの父親のせいよ、あの子はこんな、
怖い思いをしていたんだね、
早く気がついてあげなくてもうしわけないわ」
「南野さん後はぼくがしますので、病院にいってください。
顔腫れてますよ、後からもっと腫れるから、
病院に行って下さい。」
「わかった、ありがとう」
私は、顔よりおなかが心配だった、だから、内科でなく産婦人科に行った、
病院で待っている間、冷静になりさっきあったことを思い出し震えた。
人に殴られることは初めてで、本当に怖かった。
「どーしたの?その顔、腫れてるよ」
お医者様は私の顔を見るなり、ビックリしていた。
私は事情を話した。
「たいへんだったね。」
と労ってくれた。そして顔に湿布を貼ってくれた。
「赤ちゃんは、大丈夫だよ、でも気をつけてね赤ちゃんもビックリしているよ」
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