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ぴぴぴぴぴぴぴっ・・・
聞きなれないアラームの音で目が覚めた。
枕元に置いてあるであろう目覚まし時計をベッドの中から探すけど一向に見つからない。もぞっと布団の中から顔を出して目覚まし時計を止めた。
止めた目覚ましにとても違和感を感じる。
あれ・・・この目覚ましわたしのじゃない・・
「え・・ここどこ・・」
「んぅー・・もう朝・・・?」
「・・・・・・・・・え?」
もぞもぞと隣の布団から顔を出したのは昨日公園で缶酎ハイを一緒に呑んでいた男の人でした。
「・・・ひっ」
わたしは小さく悲鳴を上げて少しベッドから後ずさる。
え、どうゆうこと。昨日わたしは公園でこの人と缶酎ハイを呑んでたはず。どうしてここに!?明らかにわたしの家じゃないし、でもパッと見ホテルってわけでもない。ならここはどこ!?
あれ・・ちょっと待って・・もしかしてわたし・・・
恐る恐る体に巻きつけていた布団を少し剥がして自分の体を見た。
裸じゃん・・・。
「ぷっ・・・あはははっ」
隣の男はわたしが慌てている姿を見て楽しそうに声をだして笑った。
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