小説を読もう

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小説を読もう

小説を書く。 その前に、小説を読んだことは、ありますか? あるいは、読んだことがあるなら、好きな作品、あるいは、好きな作家はいますか? (※注 今回は技術のお話ではなく、ただ単に小説を読もう、というだけのことです) 小説を書く。 特に書籍化を目指すのでなければ、何をどう書こうと自由です。 それが小説の良いところでもあります。 自分が好きなことを、好きなだけ、好きなように書く。 日記も、好きなことを好きなように書き残しておくものですが、小説は事実でなくとも構いません。 考えたこと、感じたこと、そこから想像したこと、単なる妄想、幻想、夢に見たへんてこなお話でも何でも、 小説は受け入れてくれます。 有名なものではフランツ・カフカの「変身」という、目覚めると虫になっていた男の話などがありますが、 (いや、もっともっと奇妙な、それこそ奇書と呼ばれる作品もあります) 現実離れした話でも構わず小説にすることができます。 ただ、書きたいものを書きたいように書くだけで、誰かに読んでもらって面白い等と感じてもらえるような小説にするのは、余程の天才、あるいは奇才でもない限りは無理なお話です。 全く分からない。どうしても書けない。書いたことがない。 そんな人、 だけではありませんが、 小説を書くなら、まず小説を読みましょう。 小説とは何か、 あなたにとっての小説は何か、 その答えはすぐに出ないかも知れないけれど、 ぼんやりとでも良いから、 これが小説だ、 というものを、心に置いて、イメージして、 ひとまずはそれを目指して、小説を書いてみましょう。 小説を読まなくても、小説は書けます。 けれど、小説を読んだ方が、 それもなるべく色々な作品、作風、作家を知っていた方が、 小説を書く時の引き出しは沢山持つことができるでしょう。 勢いだけで書ける、書き始め。 そこから、考えて書くようになり、戸惑いが生まれ、 いつかもっと上手く書きたいと思うようになるでしょう。 そういった時にも、小説を、それもあなたにとっての良い小説を読んだという体験が、 あなたの創作を支えてくれるでしょう。 小説を書きたいなら、 まずは小説を読むことです。 誰もがその道を、通ってきたのですから。 そして、今、本を出されている多くの作家さんたちは、 今もその道を、歩き続けているのです。
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