魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている3~不治の病の特効薬~

54/55
97人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
「ヴァフィラ」  背後から、突然抱きすくめられた。  この声は、ルドーニ。  何も知らないルドーニは、ヴァフィラの麗しい香りを胸いっぱいに吸うと、耳元で甘くささやいた。 「なぁ……今夜、部屋に行ってもいいか?」 「うるさいッ!」  ルドーニは盛大に吹っ飛ばされ、柱に激突した。  ヴァフィラの声の方が後で聞こえた。  光速の拳だ。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!