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硬く尖った先端を、生温かなものに絡み取られた。
「あ、はあ…っ」
心地良さを訴える甘い喘ぎが、瞬時に漏れる。
チロチロとその実を赤い舌先が小刻みに刺激すれば、乳房の頂は硬度を増す。
「あ、やっ…あん」
子猫の毛繕いのようなそれが、突如として執拗で粘着質な舌使いに変わる。
乳首を、乳輪を、じっとりと舐め回され、その豊かな膨らみは下から持ち上げられるように揉まれる。
たっぷりの唾液の音を卑猥に立てながら、頭をもたげた突起はこれでもかというくらい、彼の舌と唇に愛撫され続ける。
「あぁ…っ」
一段と大きな嬌声が発せられた。
いつもながら感服せざるを得ない、痛みの一歩手前の絶妙な力加減。
甘噛みされた乳首が、一瞬で快感のシグナルを全身に送ってくる。
子宮の奥がキュンキュン疼く。
両脚の間から、悦びの証拠が溢れ出た。
全てお見通しの彼の中指が、秘唇の奥に何の躊躇いもなく侵入した。
ベッドに押し倒され、丸裸にされ、双丘への悪戯が開始されてまだ五分と経っていない。
けれど、花芯の中は既に十分過ぎるくらいの淫らな液でぬめり、彼の指はいとも簡単に根元まで滑り込んだ。
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