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私を作ってくれたマスター1
朝になり、すみれはいつものように、朝ご飯を食べ、そして皿を洗っている。
洗いおわった所、話しかけよう
僕「…なあ、すみれ、ちょっと話さないか?(皿が洗いおわったところ言った)」
すみれ「え?はい、いいですよ?」
僕「ちょっと、その、
君の過去について聞きたくて・・・
だ、ダメだったらいいんだ…」
すみれ「ああ、その事ですか…
別にいいですよ?
では、そうですね、一つずつお話しますね。
私の過去のマスターの話を…」
僕「うん、ありがとう。…お願いします。」
すみれ「そうですね… まず1人目のマスターは、私に体をくれた。その時は、この事が、どんなにすごいことか、なんて、私にはわからなかったけれど、マスターを、研究者のみんなが、褒めてくれていて・・・」
僕「うん、うん」
すみれ「マスターは、ご飯も食べずに、夜中まで研究していて、睡眠もちゃんととらないで・・・私はまだ声をかけることも、心配することも出来なかった・・・」
僕「そう、だったんだね」
すみれ「はい」
すみれ「それからまた、2人目のマスターは、その方は、私を歩けたり、ものをつかんだりと、動けるようにしてくれました。」
僕「また新しくなったんだね」
すみれ「そうです」
すみれ「初めて歩けた時は、マスターが、すごい!すごいよ!って言ってくれて、また1つできることが増えました。つかんだりとかは、難しくて加減とかの調整が大変だって言ってました・・・」
僕「やっぱり大変だったよね」
すみれ「大変でした」
すみれ「それで、3人目のマスターは、私に、人口音声で、会話ができるようにしてくれた、ちょっと、上手く会話が出来なかったけれど、マスターは、ゆっくりで大丈夫だよと言ってくれました」
僕「うん、うん」
すみれ「でも、マスターの部屋を通った時に、まだやるべきことがあると言ってました、なんの事だかは後でわかったんですが、人間にどう近づけるか、それをテーマに奮闘しているということでした。」
僕「ふむ、そうか」
すみれ「はい」
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