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世界の終わりだって?
そんな生易しいものじゃない。
終わりどころか、始まってもいなかったんだから。
そして誰も知らない。気づかない。
神様が気紛れか、悪戯で、ほんの少しカーテンを開けたんだろうよ。
夢は夢だ。現実じゃぁない。
馬鹿馬鹿しい。
夢にビビってるなんて。
……そう想ってるんだろう?
どんなことを呟いたって、そりゃぁただの呟きだ。
傍から見たら、戯言さ。
でも、真実を知ってる奴からしたら、儂は危険人物ってことになる。
この秘密は、政府が隠してきたことなんだから。
じゃぁ、何で媒体に記録してるかって?
人は抱えきれない秘密を手にすると、誰かに言わずにはいられないのさ。
圧し潰される前に、シェアしないといけねえ。
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