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故に、政党を問わず、長く議員職を続けてこられる極意があるというものだ。
如何にAIの意向に沿って、国民を楽しませるのか。
平成時代の終盤では、『忖度』という言葉が流行したらしい。
まだ、流行語をAIがコントロールする前の出来事だ。
俺の父は、忖度ができず、地位も支持地盤をも失い、落ちぶれた。
議員は辞めると、『ただの人』に成り下がるのだ。
いや、『いい年して無職のおっさん』に没落する。
まさに、急転直下の落日の議員。
故に、俺は管理局という別の道を選んだのだ。
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