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電車の中から私は見ていた、再び差し込む朝日を、とても不安定ですぐに隠れてしまう、でも確かな希望。
『次は〜死別駅〜死別駅〜お出口は』
電車は止まる、くらいホームで
ワタシが泣いている、近くで母も泣いている
目の前に棺桶があった、誰のものかは想像に容易い。
ワタシはくらいがそれでも立ち上がりすすむ
私にないもの、ワタシは私じゃなかった。違う違う違う
『間も無く出発します。次は〜◯◯駅〜◯◯駅』
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