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小さい頃は 布団に寝転がるだけで ワクワクした 小さな長方形の世界は 冒険に連れて行ってくれた シーツの皺は波になり 深い深い 誰も知らない世界に 連れて行ってくれた そう 夢の中へ 飛ぶ夢をよく見た 怪物から逃げたり ヒーローとして でも映画の様には 上手くはいかない 地面スレスレだったり 怪物に追いつかれたり だけど いつのまにか 空を飛ぶ夢を 見なくなり 布団は疲れを取るだけの つまらない場所に成り果てて だから 逆に求めるのかも… 映画の中のヒーローを 現実を忘れさせてくれる 何かを 今日も疲れた身体で 布団に寝転がる あの頃の様に 空飛ぶ夢を 見れた自分を 追いかけながら
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