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「ああ、そうそう。こんなことを聞きたいんじゃなかったね。聞きたい話は小屋にいた女のことだったか」
小屋の中の女だけど、お前に助けてくれと言ったときにはすでに両の脚を切り落とされていたんだ。
「誰が切り落としたと思う?」
見開いた目は血走っていた。
傷口はそのままにしておいたら出血多量で死んでしまう。それじゃあ面白くない。だから止血した。
しばらく放置しておとなしくなって半分死にかけるのを待った。そして力が抜けきって準備が整ったとき、殺すために畑に引きずって行った。
最後の力を振り絞って喚いて騒いでうるさかったから舌を切り落とし、絶望の縁に追い込んだ。
それから、生きたままの状態で腕を切り落とした。激しく痙攣して震えていたよ。
そこで、以前殺した女が埋まっているところを掘り起こし、ほぼ骨になった頭を見せてやった。これは瑞香、おまえだと言ってやったよ。おまえも今からこうなるんだぞってな。騙すのなんて簡単だった。そしたら発狂して声にならねえ声を体が張り裂けんばかりにあげるから、気がすむまであげさせてやった。そのうちに過呼吸になり失神した。
「お前の頭の横にもう一つ頭が埋まってる。それが小屋の中にいた女の頭だ」
司は瑞香の怖がる様子をまだかまだかと待ち構えていた。
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