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キラリと光が窓に反射するのがうっすらと見える
ああ‥‥もう朝なのね
重たい頭を少しでも起こすように外に視線を向ける
雨は止むことはなく降り続いていた
メアリー「夢であってほしかった
これが夢でないと言うなら私は‥‥
私は生き残ってみせる」
微かに不安を抱いただけで震える手を押さえて立ち上がる
私に味方するのは恋人と手玉‥私が選べなかった人だけ
私がすがりたいと思った人だけなのだから
全てを欺かなければ
やっぱり私の本心はこんなものだった
後ろを見つめてもなにもない
もう進まなければ
私は自らを奮い立たせて議論をするためにロビーへとおりた
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