6日目(後編)

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 ブジーは入れる時に痛みを伴うほどの快感を味わえる。が、何よりも抜く時の方がすごいらしい。  痙攣しながら、ワナワナと震える口からはもう声すら出ない叫び。イヤイヤと首を横に振って、無慈悲に襲いかかってくる快楽の波と痛みに滅多打ち。  …………もちろん、わざとだが?  ブジーの楽しみ方もわかってきたし。ギリギリ抜け切る手前でまた奥まで押し込んでやったり、チュコチュコと小刻みに動かしてやったらもう、尊がアンアン鳴く。  腰を動かさなくても、ブジーの刺激でナカが締まってイきそう。まぁ、動いてやるけど? 「もうほんと、やめてぇっ……あっ、オレ……おかしくなる。こ、こわっれる、からっ。お腹の奥、ギュンギュンし、て、変だ……っ」 「あぁ、もう痛くなくなったな?エロくて可愛いよ、尊。もっとドロドロに淫らになって、快楽に身を任せて。ココ、俺も気持ちいいよ」  イきそう?いや、これはもしかして来るのか?  ブジーを動かしながら、俺のが入っているところを腹の上から手で軽く押し撫でてやる。外からでもよくわかるな、俺のがまた大きくなってんの。 「我慢しなくていい。くっ……イくなら存分に、イけっ!」  片手で尊の腰を抱いて、グンッ!とさらに奥まで押し込み密着させる。腰を揺すりながらブジーの抜き差しを強く早く、ラストスパートをかける。  俺ももうイきそうだ。鳴き叫ぶ尊の声がどんどん高く、それに合わせて背中も反り上がる。これで最後だ、とナカの最奥を突き上げて一気にブジーを引き抜いた。
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