6日目(後編)

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「やあっ!出る、出るっ、いつもと違うのが出ちゃうぅぅっ!んあぁぁぁっ!」  瞬間、ブシャアッ!と尊のペニスの先端から噴き出したのは透明な液。あれ、噴水だなこれは。  そんでもって、精液同様に全部尊の顔にかかってんの。俺、驚いてビショビショになった尊を見つめる。その尊は、放心状態で灰色の目は……どこを見ている? 「尊、大丈夫か?拭いてやるからちょっと待ってな。初めてで怖かったな。でも、かなり気持ち良かっただろ?今のが潮噴きだ」 「…………」  やば、目を開いたまま気絶しているっぽい。つながったまま、顔をティッシュで拭ってやる。  ブジーもオナホも洗いに行けるようにまとめて置いておく。「ふぅ」と息を吐いて、未だ目を見開いたまま驚きの状態で固まっているマネキンのような尊を、ジー。  体を倒し、半開きの口に舌を突っ込んで尊のを絡め取る。優しく、ゆっくり味わうように。  片方の膝の裏を持って上げて、ゆっくりゆっくり腰を動かしながらもう片方の手で胸を撫でていく。 「……ん、ふぁ……あっ……み、三日月っ。オレやっぱり、んひゃっ……オモチャは嫌だよ。三日月じゃなきゃ、嫌だ」  あ、目を覚ました。体は大丈夫か?聞いたら「痛いけど、大丈夫」だってさ。オモチャは俺とのセックスでは味わえない快感を得ることはできるが。慣れたら楽しいが。  尊は、どうしても俺がいいんだと。嬉しいことを言ってくれる。そんなことを言ってギュッと抱きしめてくるとか、俺を殺す気か。
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