2日目(中編)

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「ん、あぁっ!あぐっ……うぅぅぅ、はっ、はぁっ……あぁ…………いた、い。痛い、よぅ……ふ、うぅっ、痛い、グズッ」  ミヂッ。ペニスを押し込めばセミ男の秘部は激しく拒絶、かまわず無理矢理押し広げてグプッとくびれまで突っ込む。  ミヂミヂッ、グプププッ。逆からの異物の侵入に対抗するようにナカが硬くなり、ペニスを押し戻そうとするが。俺は体重をかけて一気に奥まで入れてやった。  もげそう。痛いし苦しい。だが、セミ男が涙を流して「痛い」と恐怖と痛みに体を震わせている様を見ると。ゾクゾクッと背筋が震えた。  貫いてやった。結合部からは真っ赤な血がにじみ、まだ硬いナカから力づくでペニスを引いてみれば。ペニスが血をまとっている。  くびれあたりで再度押し込んでやる。卑猥な音を立てて、けれど今度は血が潤滑の役目を果たし最初よりも軽く奥までのみ込む。  セミ男の小麦色の足を伝って流れる血が床に到達し、水で薄まって排水溝に吸い込まれていく。 「痛いだろ?また痛みを知ったな?なら次は快楽だ。あんたのイイ所、見つけてやるからな。せいぜい、イイ所に当たったらイイ声で鳴いてみろ」  さすがに男相手は初めてだが、知識はある。力でセミ男を何度も貫き、そのたびに口から飛び出すのはうめき声。  その声をすぐに、高い女みたいな喘ぎ声に変えてやるさ。テクに自信があるわけじゃないが。  片手で竿を扱いてやりながら、ピストンを繰り返す。前立腺ってどのあたりだ?急に静かになって、うめくだけのセミ男が気になるが。
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