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「何、一人で笑ってるの?」
「なんでもない。月美さん、抱いて」
月美さんは優しく文乃の服を脱がせると、ブラジャーを外した。そのままパンティーまで脱がされてしまう。
「月美さんも脱いでよ」
「うん」
そう言うと月美さんは着ていたワンピースをサラッと脱いだ。鍛え上げた美しい身体が眩しかった。
思わず抱きついてしまうと、そのままベッドに倒れ込む。
月美さんの手が下半身に伸びた時であった。汗をかいて気持ちが悪かった事に気づく。
「月美さん、シャワー浴びてからにしようよ」
文乃は月美さんの肩をトントンと叩いた。
「あー。慣れてる」
「そんなんじゃ、ないよ。まさかまだ妬いてるの?」
「そんなんじゃないけどね。それじゃ、一緒にシャワー浴びよう」
月美さんは先に立って着ていた洋服で裸を隠すようにしながら浴室へと歩いていった。文乃もそれに続く。
薄暗い室内から少し明るい浴室へ移動した文乃は裸の自分が少し恥ずかしくなった。それに、月美さんも昨日の梨花ちゃんの裸も鍛え上げられていて美しい。
「ジムに真面目に通おうっと」
「どうしたの、急に」
「だって月美さん綺麗なんだもの憧れちゃう」
「文乃ちゃんも綺麗だよ」
月美さんはそう言うと、文乃の身体を丁寧に洗ってくれた。下半身に手が伸びた時、文乃は一瞬躊躇したが、今回も身を委ねてしまった。月美さんの綺麗な細い指が股の間で同じ動きを繰り返す。
「ああ」
「気持ちいい?」
確か昨日も同じ事を聞かれた。
「うん、気持ちいい」
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