ゆるり日常エッセイ

3/27

14人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
私は無類の猫好きです。 よく、あなたは犬派?それとも猫派? と聞かれることがあるが…本音を言えば 断然猫派です。 猫の魅力は、色々あるけれど… やっぱりいちばんの魅力は、そのツレなさ…にあると思う。 構ってというときと、ほっといて(構わないで)という時のギャップに萌える… いわゆるツンデレに魅力されているのであります。 とはいえ… やっぱり人間にも様々な性格があるように、 猫も様々な性格があるようで… 昔、実家で猫を3匹飼ってました。 母猫とその子ども2匹の合計3匹。 皆んなそれぞれに、性格が異なり 気ままな性格の子もいれば、 やたらと人間同士の様子を観察する子 狩猟本能まるだしの子など…様々な性格をしていました。 中でも驚いたのは、気の弱いお兄ちゃん猫が妹の猫を助けた話し。 私の実家には庭があり、 ゴロンごろんと自由気ままに寝返りをうって、遊んでいた妹猫に 1匹の野良猫が忍び寄って飛びかかろうとしていました。 いつもは気弱で注意深く周りの様子を伺う 兄猫も、そのときばかりはその光景を目にして… なんとその野良猫に体当たりしたのです! 体当たりは最高し、妹猫は無事でした! それを見ていた私の母親は、 興奮気味に家族全員にその様子を伝えてきました 猫にも様々な性格があるんだなぁ… ちなみにその妹猫は、 たいそう狩猟本能が強く よくどこからか捕ってきた カエルやカマキリ、バッタなんかを 口に咥えて私たちの元へ運ぶのです… それは、はいどーぞ!! と言わんばかりの彼女なりの好意なのだが、 なんとも言えない気持ちになったことは… 内緒です。 (褒めると嬉しそうにするので、一応褒めてあげてました)
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加