悲しさと悔しさ。

1/1
前へ
/3ページ
次へ

悲しさと悔しさ。

病院についてから目覚めたのは半日後だった。 それから私はお父さん達は? と聞くと───ショックと絶望を覚える言葉を聞いてしまった。 『───杏ちゃん以外は…亡くなってしまいました。』 『───え?、嘘、だよね?』 私はショックのあまり『嘘だよね、ねぇ、嘘なんだよね?』と看護師さんに何度も聞いてしまった。───でも、返答は全て同じだった。看護師さんは私が生きていたことは奇跡だと言っていたが、そんな奇跡なんて私は要らなかった。 ───ねぇ、私はどう生きればいいの?
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加